人気ブログランキング | 話題のタグを見る
Top
外壁杉板張り
外壁杉板張り_a0110678_1695890.jpg

石神の家、外壁の一部に杉板を張っていきます。
この杉板の表面は浮造(うづくり)加工となっており、
表面を何度もこすることで 年輪の凹凸を際立たせる 加工を施しています。
木目に立体感が生まれ、木の風合いを目と肌で味わえます。

そして張り終わった段階で、天然塗料にて色付け作業と進んでいきます。
今の無塗装の杉材の壁とは大分、雰囲気が変わると思います。
楽しみですね♪ 大工さんペース上げていきましょう!066.gif

杉板の下地は防火構造認定取得のかべ震火を張ることで防火構造クリアしています。
外壁杉板張り_a0110678_17441530.jpg


①(外部)~⑧(内部にかけて)の順番↓

① 外壁(杉板・火山灰シラス壁) ・・・ 只今施工中、シラス壁(ノンクラック工法)はこれから施工します。

② 通気胴縁(厚み15mm以上原則) ・・・ 壁内通気及び外壁材を留めるための下地。

③ タイベック(防水透湿シート) ・・・ 防水と壁内の湿気を排出するためのシート。

④ かべ震火(耐力壁)N50釘留め ・・・ 壁倍率3.5倍~耐震性及び耐火性が抜群!(構造計算通り施工する)

⑤ 無垢の柱(柱間に断熱材) ・・・ 目一杯に充填断熱施工をします。

⑥ 気密シート(断熱材一体型のもの) ・・・ 室内の湿気を壁内に侵入しないようシャットアウト!

⑦ 石膏ボード ・・・ 耐火性があり、壁紙や塗り壁の下地となる。

⑧壁紙や塗り壁 ・・・ 内壁の化粧材

となります。 この他に、気密や防水処置作業などがあります。

簡単にまとめると、「地震に強く、火にも強く、呼吸もでき(家にも人にも健康)、+素材を生かした意匠」でしょうか。

更にこの施工方法を使って、断熱性能「次世代省エネ基準」をクリアしています。

何十年と暮らす住まいですから、見えないところの気配りが最も重要であり、
長持ちする家、そして住まい手の快適性は勿論のこと、万が一の災害等から命を守れる住宅を造る。
これが鉄則だと考えます!


スウェーデン製の玄関ドアも取付完了!
(°υ°)φ  後日、画像アップいたしますネ。

 
Top▲ | by Ordermade-house | 2010-02-23 17:42 | 「石神の平屋」
<< リノベーション/スケルトン工事開始 | ページトップ | パンフレット→〒・・・ >>
"maidenhair fern" Skin
by Animal Skin